借地権割合は路線価図や評価倍率表に表示されている

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借地権の相続税評価額は、その借地を自用地(更地)と仮定した場合の評価額に、国税局で定めた借地権の価額の割合を乗じて算出します。借地である土地の評価には「路線価方式」と「倍率方式」があり、路線価方式では呼称の通りに路線価をもとに、倍率方式では固定資産税の評価額と、評価倍率と呼ばれる国税局が定めた倍率を使用して評価を行います。
相続税評価を行うために必要なデータのうち、固定資産税の評価額は市区町村役場から入手できる固定資産税評価証明書に記載されていますが、それ以外の項目は路線価図と評価倍率表に記載されています。借地権割合についてもこれら2つの図表の中に示されています。路線価図の中では借地権の価額の割合をアルファベットを用いてA~Gの7段階で示しており、Aを90%とし、以降は10%刻みで低くなっていき、Gでは30%となります。評価倍率表では、借地権の価額の割合を数値(百分率)で表示しています。
路線価や評価倍率は国税庁で毎年見直しを行っており、結果は国税庁が作成した専用のホームページで公開しています。このホームページでは直近3年分の閲覧が可能です。2007(平成19)年以前は国税局や税務署に路線価図等を冊子にして備え付けていましたが、電子化とペーパーレス化を目的に、2008(平成20)年以降は冊子の備え付けを取りやめて備え付けのパソコンから閲覧する形に変更となりました。

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