定期借地権等

戦前の都市では借家住まいが当たり前で、借家人が土地を持つことを考えていませんでしたが、その後の高度経済成長は土地神話を生み、又借家人と借地人のいがみあいを生む結果となりました。 この為に土地を持っていても、借家人に貸した場合に土地が返還されないこともあり、返還されても立退料を支払わないといけないなど、土地の価格に見合った賃料が得られないなどの問題が噴出してきました。 バブル崩壊は、土地神話も崩壊し、このような時に土地を所有するのではなく、土地の利用を考える住宅の取得モデルが考え出されたのです。 この住宅取得モデルのおいては、土地を取得を必要としない為に、従来の住宅取得に比べ安価で取得を可能としました。 この一定の期間土地の利用する権利のことを定期借地権といい、3つの特約が認められました。 1)契約の更新が無い2)建て替えによる借地期間の延長が無い3)建物買取り請求権が無い等の3つの特約が認められました。 通常の借地権は、存続期間満了後も更新が認めれ、借地権者に有利な扱いになっており、借地権設定者からの更新拒絶に制限があり、借地権者に建物買取り請求権が認められています。 この制度による借地権の期間は、1)10年以上20年以下2)30年以上3)50年以上と3つのタイプがあります。 原則として、期間終了後には建物を取り壊して返還する義務があります。

 

  

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